Goldbug Software

PrintEnvelope2

PrintEnvelope2 PrintEnvelopeLite2

宛名印刷/PrintEnvelope2

「テーブルスタイルで住所録が編集できる宛名書きソフトウエアです。」

PrintEnvelopeのインターフェイスはそのまま、macOSの新しい機能を利用して中身を再設計しました。
PrintEnvelopeと同じように住所録はスプレッドシート形式でリストされ、印刷イメージを確認しながら住所録の編集が行えます。 普通はがきと年賀はがき、封筒への宛名書きが行え、ラベルへの宛名印刷が行えます。 はがきに描かれる宛名は自動で配置されますが、レイアウト機能を利用して宛名ごとに位置と大きさが微調整可能です。 また、今までと同じく、毛質フォントのEPSON-GYOSHOに対応していますので、EPSONプリンターをお持ちの方はフォントをダウンロードすれば、宛名印刷に利用することができます。 PrintEnvelop2ではApple連絡先に保存されたデータを直接読み込み、宛名印刷や住所の編集が行えます。 新規作成した住所録はvCard形式で保存されます。vCardの拡張領域に連名やレイアウト情報を保存します。

10.11以降のmacOSで動作します.フォントのインストール方法についてはサポートページをご覧ください。

MacAppStore

PrintEnvelope2 for Mac | ¥960

このボタンから試用版がダウンロードできます。

Trial
試用版は印刷ができませんが、住所録の作成と保存、印刷イメージの確認ができます。
姉妹アプリのPrintEnvelope Liteは複数の連絡先の一括印刷機能を省いたものです。

ご利用の際にはプライバシー設定でPrintEnvelope2を登録してください。

システム内の連絡先情報はPrivacy保護機能によりアクセスが制限されています。
PrintEnvelope2が初めて起動する際に連絡先へのアクセスを許可するかどうかのアラートが表示されます。許可されないと連絡先が表示できません。
システム環境設定の「セキュリティーとプライバシー」内にあるプライバシーで連絡先設定でも、許可することができます。 PrintEnvelope2がシステムの連絡先情報にアクセスできるように設定を変更してください。

PrintEnvelope2の主な機能

住所録の編集

PrintEnvelope2を起動するとお使いのMacに保存されている住所録が開きます。
ウインドウの左には選択されている連絡先を印刷するときのイメージが表示されます。 テーブルのセルをダブルクリックすれば、文字列が変更できます。 Sと書かれたカラムは送り主を選択します。チェックされた連絡先が宛名の送り主部分に表示されます。 連名と会社名のセルにあるチェックボックスでそれぞれ宛名に含めるかどうかが変更できます。 住所のセルはダブルクリックすると専用の編集パネルが開きますので、県・市・番地などの項目別に入力します。 住所の入力は、表示形式メニューで「住所の詳細」に変更すれば、市町村名毎にカラム表示でき、直接編集できます。 すべての編集は、一括変更も含め、編集メニューにある「取り消す」と「やり直す」で変更を取り消したり、やり直しすことができます。

  

検索や置換、ソート機能

ツールバーにある「検索」ボタン、もしくは編集メニューの「検索と置換」メニューからFindBarを開くことで住所録ないにある文字列の検索と置換が行えます。
検索された文字列は灰色の背景色で表示されます。オレンジ色の背景色は置換対象の文字列を示します。「置換」ボタンをクリックすることで置換フィールドに入力されている文字列で置き換えることができます。 連絡先の詳細パネルが開いているときは、検索と置換は開いている連絡先が対象となります。 「すべて」を置換した場合も置換の対象は開いている連絡先になります。

テーブルのカラムにはソートボタンがあります。カラムのヘッダーをクリックすることで、昇べき・降べき順に切り替えられます。

コントロールキーを押しながらセルをクリックするとコンテキストメニューが表示されます。
クリックしたセルによりメニューの内容が変わり、セルの文字列を変更したり、追加したりすることができます。 また、複数の行を選択したまま、コンテキストメニューを表示した場合、選択されているセルに対して編集操作を行うことができます。 例えば、コマンドクリックにより複数の行を選択し、会社名のセルでコンテキストメニューを表示し、「文字列を置換」から、別の文字列に変更することができます。

  

比較パネルによる任意の二つの連絡先の比較とDrag&Dropによる編集

比較パネルは下の図のように、二つの連絡先を縦に並べで表示します。
Editボタンをクリックして編集モードに変更すれば、ラベルを変更したり、ダブルクリックしたセルの値を書き換えることができます。また、左右のテーブルの間でDrag&Dropにより値の移動やコピーが行えます。 Drag&Dropの基本動作は移動ですが、Optionキーを押しながらDragすることで、コピー動作になります。

Macに保存された住所録を使って宛名印刷ができます。

PrintEnvelope2はMacに保存されている住所録を直接開き、宛名印刷することができます。
PrintEnvelope2を起動するとMacに保存されている住所録を読み込みPrintEnvelopeウインドウが開きます。

ウインドウの左側には印刷イメージ、右側には住所録から読み込んだ姓名と住所と会社名が表示されます。 連名を追加することもできます。追加した連名とレイアウトを変更した際の情報はMacの住所録とは別のPrintEnvelopeに割り当てられた場所に保存されます。iCloudを使って住所録を他のMacでも利用している場合には、連名とレイアウト情報は共有できませんので、ご承知おきください。(連名とレイアウト情報の保存場所についてはサポートページをご覧ください。)

vCardとCSVの読み込みとvCardでの保存ができます。

ファイルメニューの「開く...」からPrintEnvelopeで作成したCSVファイルを読み込むことができます。
編集はできませんが、ファイルメニューの「別名で保存する」を選択して、vcfファイルへ変換することで編集することができるようになります。

変換したvcfファイルは連名やレイアウト情報を含んだvCardファイルとなります。ファイルメニューの「開く...」から読み込むことができます。 また、Apple連絡先や当社のvCardEditorシリーズで読み込むことができますが、連名やレイアウト情報は反映されません。

Macに保存された連絡先との間でDrag&Dropにより連絡先を移動することもできます。
AddressBookウインドウとvCardウインドウの両方を開き、ドラッグ先を編集可能な状態にした上で、連絡先を選んでDrag&Dropします。

CSVファイルの読み込み時にはテキスト・エンコードが指定できます。Windowsで作成したシフトJISのCSVファイルを読見込む際にご利用ください。

郵便番号の検索機能

PrintEnvelopeは日本の郵便番号データベースを内部に持っています。住所から郵便番号の入力、郵便番号から住所の補完ができます。
住所の編集パネルで住所を入力する際に、都道府県のフィールドが空白のとき、入力された郵便番号から都道県と市町村名を補完します。

郵便番号の検索パネル

ツールバーにある"郵便番号"ボタンをクリックすると下図のようなパネルが表示されます。検索欄に住所もしくは郵便番号を入力すれば、結果がパネル内にリストされます。 また、郵便番号、もしくは都道府県名が入力された連絡先を選択した状態で郵便番号パネルを開くと、該当する郵便番号もしくは住所が表示されます。できます。 リストの項目を選ぶとPasteボタンが有効になりますので、クリックすれば郵便番号もしくは住所と会社名が選択されている行の住所欄にペーストされます。

EPSONの毛質フォントに対応しています。

EPSONのプリンタをお使いの方はEPSONの毛筆書体を含んだTrue Type Fontを利用することができます。サイトからダウンロードしてインストールする必要がありますが、無料で利用することができます。
詳しくはサポートページの説明をごらんください。

 

縦書きフォントの変更

スタイル設定ボタンをクリックすると表示されるパネルからハガキに印刷する際に利用するフォントを変更することができます。

システムにインストールされているフォントから、縦書き対応したものがメニューに表示されます。

macOS 10.11, El Capitanからは追加された、クレー、筑紫A/B丸ゴシック、游明朝体などから選択することができます。

   

QRCodeで連絡先情報を表示できます。

ツールバーにある「連絡先」メニューにある「QRCodeを表示」を選択すると、選択されている連絡先をQRCodeに変換できます。 パネルにあるペーストボタンをクリックすれば、イメージがペーストバッファにコピーされますので、テキストエディターなど他のアプリケーションにイメージをコピーすることができます。

その他の機能

ページ設定

ウインドウ左側に表示されるイメージは印刷に利用される紙サイズです。印刷ボタンをクリックする前に、ファイルメニューにあるページ設定メニューを選択し、紙サイズを使用するもの合わせてください。

ハガキに宛名を印刷する場合にはハガキサイズを選択します。なお、プリンタが選択されていないと、ハガキサイズが表示されない場合があります。用紙設定パネルでお使いのプリンタを選んでから用紙サイズメニューを開いてみてください。

また、用紙サイズのオプションの「フチなし」を選択する場合には印刷位置をご確認ください。
「フチなし」を選択した場合、印刷イメージが拡大されて印刷されるため、郵便番号の印刷位置がずれてしまったり、宛名の印刷位置がプレビューと一致しないことがあります。印刷テストなどによりご確認の上、ご利用ください。

印刷プレビューに表示される黄色の枠は印刷できない領域を示します。この領域はプリンタによって、用紙サイズ毎に変化します。宛名の文字列が黄色の領域にかからないように印刷位置を調整してください。

印刷

”用紙サイズ”ボタンを押して用紙サイズを変更したら、リストから宛先を選んでPrintボタンをクリックします。宛先は複数選択することで一括印刷できます。

複数の住所を選択するには、コマンドキーを押しながらリストの連絡先をクリックします。

印刷位置の微調整

プリンタにより印刷される位置がずれることがあります。スタイル設定パネルから印刷位置を微調整することができます。

自動レイアウト

住所は文字数に応じてフォントサイズを調整し、必要なら2行に分割します。名前はハガキのセンターに配置します。

住所録といっしょに表示されるプレビューにより印刷イメージを確認しながら編集を行うことができますし、Layoutモードにより文字列の位置と大きさを微調整することができます。

 

レイアウトの調整

ツールバーにある「レイアウト」ボタンをクリックして宛先住所や名前の位置を調整することができます。「レイアウト」ボタンをクリックすると住所や名前が赤線で縁取りされます。マウスでクリックしてドラッグして移動したり、四隅のマークをドラッグしてサイズを変更することができます。枠の大きさに応じて文字のサイズが変化します。
変更したレイアウトは連絡先ごとに保存されます。

編集モード

読み込んだ住所録は意図しない変更を防ぐために、編集をロックできます。ツールバーにあるEditボタンをクリックすることでツールバーしたにある赤いラインが消えて、ドキュメントがロックされたことを示します。

連絡先の詳細情報パネル

ツールバーにあるボタンをクリックすると連絡先情報パネルが開きます。
住所以外のEmail, Phone, ノートなどの情報が書き込めます。

図を変更する

連絡先の追加

ファイルメニューの「新規」から新しいドキュメントを作成した場合、連絡先はツールバーにある「連絡先」メニューから「連絡先を追加」を選んで、作成します。
テーブルに行が追加され、名前カラムに"New"と表示されます。

名前カラムの"New"をダブルクリックすると名前の編集パネルが開きますので、宛先の姓と名を入力します。
姓名は連絡先の詳細情報パネルからも変更することができます。

連絡先を削除するときはリストの行を選択してツールバーの連絡先メニューから「連絡先の削除」を選択してください。

CSVファイルを開く

PrintEnvelopeが読み込むことができるCSVファイルは次のようにフォーマットされている必要があります。

Name,Spouse,Company,ZIP,State&City,Street
山田 太郎,花子,アップルジャパン株式会社,163-1480,東京都新宿区西新宿3-20-2,東京オペラシティータワー
鈴木 花子,太郎,,123-4567,大江戸日本橋,壱丁目弐番地

1行目は項目の並びを指定します。名前、連名、会社名、住所、番地の順にカンマで区切った文字列をおきます。
2行目から、行毎に連絡先のデータをコンマで区切って並べます。 それぞれの項目内にカンマを入れたい場合にはダブルクゥオート`””`で囲んでください。

文字列の並びが一致しない場合にはエラーとなり読み込めませんのでサンプルファイルを参考に作成してください。

download sample csv サンプルファイル

テキスト・エンコーディング

また、読み込む際にテキスト・エンコーディングが指定できます。デフォルトのautomatic(自動)はファイルに埋め込まれたエンコーディング情報を利用します。エンコードエラーが表示された場合は、テキスト・エンコーディングを指定してください。 テキスト・エンコーディングはファイルを読み込むときに表示されるファイル選択画面の下部にあるオプションボタンをクリックして、表示されるメニューで指定します。
Windowsで作成されたCSVファイルはテキスト・エンコーディングがShift-JISになっていることがあります。その場合にはendocingメニューから「日本語(Shift-JIS)」を選択してください。
なお、encodingメニューに「日本語(Shift-JIS)」が表示されていない場合、"Customize Encoding List..."からエンコーディングの一覧を表示してメニューに追加してください。

編集メニューの「コピー」と「Copy as CSV」

編集メニューにある「コピー」を利用すると、ウインドウで選択している行の情報がテキスト形式でペーストバッファにコピーされます。 テキストはカラム毎の値がタブで分割された文字列となります。そのままNumbersやExcelにペーストすることができます。 また、「Copy as CSV」を実行した場合、値がコンマで分割された文字列となります。
ExcelやNumbersへCopy&Pasteする場合、編集メニューの「コピー」を選択すれば、セルに分割されてペーストできます。 テキストエディターなどへは「Copy as CSV」を利用することで、コンマで分割された文字列としてペーストできます

宛名サンプル

サンプルを例に、宛名の入力方法を説明します。

名前と住所は1行、サンプルA

住所は、できるだけ1行で表示されるようにフォントサイズが調整されます。高さが足りない場合、市町村フィールドと番地フィールドの値を利用して2行に分割します。文字サイズを大きくしたい場合にはレイアウトモードから住所のエリアの幅と高さを変更します。

名前は文字の間に半角スペースを入れて、均等に配置されます。姓と名の間を空けるには、セルに値を入力する際に姓と名の間に半角もしくは全角スペースを入れます。名前も住所と同様に、レイアウトモードから名前エリアの高さと幅を変更することで文字のサイズを変更することができます。

住所の分割、サンプルB, D, E

住所の文字数が表示エリアの高さを超える場合、サンプルB, D, Eのように、市町村フィールドと番地フィールドの値に従って2行に分割されます。その際、表示エリアに収まるように住所全体の文字のサイズが調整されます。
サンプルD, Eのようにさらに長い住所を表示する場合は、セルに文字列を入れる際に改行を挿入して調節することができます。
サンプルDの場合、住所の文字列は

市町村フィールド:「京都府 京都市上京区」
番地フィールド:「智恵光院通寺之内下る      ロングロングアパート999号」
となっていて、アパート名の前に改行が挿入されています。
** テーブルのセルに改行を挿入するには、optionキーを押しながらenterキーをタイプします。 **

会社名の挿入、サンプルB, E

会社名カラムのセルにあるボックスにチェックを入れることでセルに入力された会社名を表示することができます。 会社名は名前の右側に少し小さなフォントを使って挿入されます。 会社名の文字数が長い場合には名前エリアの高さに収まるように文字サイズが調整されます。 それに合わせて名前の文字サイズも小さくなります。

連名、サンプルC, E

連名を表示するには"連名"カラムにのボックスにチェックを入れます。 このカラムのセルに入力した文字列が"名前"カラムの文字列の左側に表示されます。 複数表示する場合には改行を使って文字列を並べます。
また、文字列は下端が一致するように配置されますので、サンプルのように「次郎三郎」と並べて挿入すればサンプルのように配置されます。

連名:花子
次郎三郎

封筒の宛名印刷

「印刷スタイル」メニューから封筒を選択すると、ウインドウ左のプレビューが封筒表示に変わります。ページ設定メニューから封筒を選択します。
「スタイル設定」メニューで封筒の宛名を縦書きに変更することができます。
宛名の位置は「レイアウト」から変更することができますが、ファイルに保存されませんので、ご承知おきください。

ラベル印刷

「印刷スタイル」メニューからラベルを選択すると、ラベル印刷ができます。スタイル設定パネルからラベルのサイズと位置が設定できますので、ラベルシートの大きさに合わせて印刷してください。

OSX Sandboxに対応

macOSのSandboxに対応したため、利用者の指定したファイル以外にアクセスすることはありません。また、インターネットを使って外部との通信も行いませんので、安心してお使い下さい。

動作環境:

PrintEnvelopeを使用するためには macOS 10.11 以降が必要です.

試用版のインストール方法:

ダウンロードしたzipファイルをダブルクリックするとPrintEnvelope2-Trial.appができます.このアプリを起動してお試し下さい.

アンインストール方法:

本ソフトウエアPrintEnvelope-Trial.appをゴミ箱に移動して消去することでアンインストールが行なえます.